ポータブル型ワイヤレスエコー

医療機器認証番号　304AKBZX00002000

浅層部位のスペシャリスト

ワイヤレス超音波FAMUBO-CSは、美容臨床医を実践するガイダンスナビゲーターとして(ボトックス、フィラー、スレッド等)実戦的なプロトコルのお手伝いを致します。
FAMUBOシリーズ最上位機種FAMUBO-CS（14MHz）が発売となりました。浅層部位にターゲットを合わせた専用超音波です。ワイヤレスで14MHzを搭載した大変鮮明な画像で接骨、鍼灸、整形、美容領域での治療の臨床を実践するガイダンスとして実用的なプロトコルのお手伝いを致します。外部からの針の導入や形成領域での術中にはライブ画像にても新たなご提案が可能です。特に2㎝以下の浅層部位への観察や治療は従来にない鮮明な画像で鍼灸や美容領域での針の導入や観察には静止画、動画共に先生方やお客様への説明責任を満足させます。時代は「可視化」と「説明責任」に向かっています。

FAMUBO-CSの特徴

14MHzでの浅層部位の鮮明な画像の様子

ファントムでの刺入動画の様子

超音波画像計測機器カラードップラー「FAMUBO-CS」医療機器認証番号　304AKBZX00002000

仕様	製品スペック
サイズ	本体本体 70(W)×30(H)×158(L)mm
重　量	0.3kg
バッテリー	連続使用3時間
プローブ	【14MHz/10MHz タイプ】 192elements/ 64channels
ヘッド幅	30mm
測定深度	linear20-80mm（20/40/60/80）
モード	Display Mod Bモード/ BM / CD (カラードップラー) / PDI（パワードップラー）/ PW（パルスウェーヴ）
動作環境	iPad mini4以降/iPad air2以降/iPad Pro iPhone 5以降/Android6.0以降 ※一部機種に関しては推奨バージョン以上でも動作しない可能性がございます。
医療機器認証番号	304AKBZX00002000

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■ パラメータ変更

高画質カラーモードで超音波画像の指定した範囲をカラー表示（流速変化）できます。

超音波画像計測機器カラードップラー「FAMUBO-D」高画質カラーで流速変化を確認

緑色の枠内がカラーで表示されます。

サイズやゲイン、カラー表示領域、周波数等詳細な調整が可能です。

令和7年度　日本生体医工学会北陸支部大会で機械工学科4年藤本そらさん（中村真人研究室所属）が「体外腎臓再生における超音波を用いた3次元評価機構の開発」について一般講演を行い、努力賞(4位相当）を受賞しました。

写真左　努力賞を受賞した藤本そらさん
写真右　日本生体医工学会北陸支部長　中島　一樹　富山大学教授

日本生体医工学会北陸支部は2025年11月29日（土）に大学コンソーシアム富山　駅前キャンパス　富山駅前CiCビル5Fで開催されました。11件の一般講演が行われ、うち4件に努力賞が授与されました。

藤本そらさんの発表内容について

腎不全治療は現在、腎移植や透析が中心ですが、ドナー不足や一生続く治療など大きな課題があります。そこで本研究では、腎臓を体外で再生する再生医療技術の開発を目指しています。課題は、再生中の腎臓の状態を非侵襲的かつ客観的に評価する方法がないこと。藤本さんは、ワイヤレス超音波装置を応用し、腎臓の外形や内部構造をリアルタイムで観察できるシステムを試作しました。

実験では、ブタの腎臓を使い、
・腎臓の外形を連続断層画像として取得
・超音波造影で血管や糸球体を観察
することに成功しました。

これにより、腎臓の再生過程や機能回復を定量的に評価できる可能性が示されました。
今後は、3次元での糸球体評価や装置の改良を進め、臓器再生医療の実用化に貢献することを目指します。なお当研究は中村真人研究室と超音波・高周波温熱機などの美容機器メーカーである株式会社誠鋼社（東京都千代田区）との共同研究として行われました。
ワイヤレス超音波装置は株式会社誠鋼社のご厚意により使用させていただきました。

中村真人研究室について

藤本そらさんが卒業研究に取り組む中村真人研究室（工学部先進機械システム工学科）の専門分野は先進再生医療工学。工学の力で臓器を「作る・育てる・再生する」ことを目指しています。医学と工学を組み合わせ、さらに DX（デジタル化）・IoT・AI の技術を取り入れることで、臓器培養の自動化や遠隔操作の実現しようとしています。

金沢工業大学研究室ガイド　工学部先進機械システム工学科　中村真人研究室

（関連ページ）
令和7年度　日本生体医工学会　北陸支部大会
 株式会社誠鋼社
 金沢工業大学工学部　先進機械システム工学科について